お前これからどうすんの、という電話がかかってきた。もうよく分からないしわざわざ死ぬのもめんどくさいから親のスネを齧っていけるところまでいこうと思う、どうしようもならなくなったら誰かの助けを待って、その助けすら見込めなくなったときには自然と…
電話で起こされる。時計を見ると10時前で、一瞬血の気が引いたのだが今日は何の予定もないはずである。出ると不動産仲介業者だった。これこれこうでなんちゃらかんちゃら、と早口で電話口の男がまくし立て、はい、はい、と答えて電話を切り、今のはなんの電…
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