ANN

 水曜日は松浦亜弥のオールナイトニッポン、木曜日はナインティナインのオールナイトニッポン、金曜日は本谷有希子のオールナイトニッポンということで、毎週水木金曜日は寝不足でひいひいと言っているのですが、朝の授業をサボタージュするという行為に手熟してきたので、全く躊躇無く午前3時までラジオを聞きながらうふふあははと笑っている毎日です。良心の呵責。そうとはいっても水曜日のあややのANNはデフディバが登場、ということで楽しみに楽しみに聴いていたのですが、冒頭で平井堅の新曲ポップスターが流れ、なんか前にもお前こんな曲歌ってなかったっけ?と思いましたが、なかなか爽やかな感じに心惹かれ、平井堅もいいもんだなあいいもんだと思ったのですが、次に流れた東京事変の新曲修羅場を聴くと平井堅が水泳後のちんこのように思えました。それでデフディバが登場して川柳を詠み合ってバトルを繰り広げ、梨華ちゃん寒いなどという非難やいや違うのよ違うのよこの意味はねなんていう言い訳のやり合いが行われていて、僕はそれをいいなあいいなあ最高だなあ梨華ちゃん最高だなあと思い、クスクス笑いながら手淫をしたりしなかったりしていたのですが、そこらへんの顛末はロケットパンツに詳しいので割愛。あややは毎週「ごっちん今週オールナイト来なよ」とごっちんを誘っているらしいので、本当に毎週くればいいのになと僕は思うのです。
 木曜日ナイナイのANNは、武田シンジと磯山さやかがゲスト。武田「岡村さん、サックス返してくださいよ」と泣き声。矢部「あれっ、武田君ってそんなに演技下手やったっけ?」岡村「返さへんで」ということで、どちらがサックスを上手く吹けるか勝負し、岡村が勝てば武田に借りてたサックスを返さない、武田が勝てば岡村からサックスを返してもらえる、そしてそれを判定するのは磯山さやか。磯山さゆかは「高校の頃吹奏楽部でした!」らしいのだが、なんで磯山さやかなんだろう。もっと良い人選があったように思う。武田はサックスが上手い。岡村は当然ほとんど吹けないので、録音した音源を流して「どうや、上手いやろ」と言い、武田は「いやいや」とやんわり否定し、磯山は「岡村さんすごい!上手い!」とおそらく台本通りの台詞を口にし、矢部も「いやいやアハハ」と笑う。武田がしつこく「ドレミファソラシドを吹いてくださいよ」と言うのだが、岡村は「ほら、あれも吹けるで、シャ乱Qのズルい女のイントロのトゥルルトゥルルルトゥルッルや」と言って、それを流した挙句「お前吹けるんかこれ」と武田につっかかる。武田は「いや今のだけじゃあんま音取れない」などと言いながら一応それっぽく吹く。岡村はそれに対して「違うねん!」と一喝し、磯山は「そうですよ!」とそれを支持する。うざったい。大体磯山さやかはただのデブなんだ。リスナーからのお便り「岡村さんのサックスのテクにびっくりしました」「岡村さん、サックス上手いですね、もしかするとサックスで磯山さんとセックスできるかもしれませんよ」矢部読みながらヘッヘッヘと苦笑い、岡村「そうや、サックスでセックスや」と少しオドオド、磯山「アハハ」と少し呆れたように笑う。少しだけ磯山さやかが好きになった。武田シンジ「岡村さん、アドリブしてくださいよ」なんだか虚しくなったのでラジオの電源を切った。最近テレビでナイナイが杉田かおるとかアンガールズとかに物真似を強要する企画と同じものを感じた。はしのえみの空々しさと、磯山さやかの「岡村さんすごい上手いです」というのが妙に被った。
 金曜日、ラジオを付けると本谷有希子が「おしっこが出るほど」「おしっこがちびる?ほど」「おしっこがもれるほど」とやけにおしっこという単語を繰り返していた。あざとい。最後には「萌え」とか「ツンデレ」などという言葉を盛んに用いて、「私、本谷なりの萌えを云々」と言っていて、あまりにもあざすぎると思ったので電源を切って、輸入盤セール!とかなんとかで1000円になっていたので衝動買いしてしまったU2のベストを聴いた。ビュティフルデー♪2時過ぎ頃、再びラジオを着けると、本谷がナイナイに「ラジオパーソナリティとしての心構えを教えてください」と言っていた。本谷は手土産におにぎりとカレーパンを持ってきたらしく、矢部と岡村両方に「夜中の1時に食べるにはちょっと重い」と文句を言われていた。本谷はパニックになったフリをしながら「ネットで矢部さんはご飯が好きだって」ということを繰り返した。本番でーす。ますます焦ったフリをする本谷、それに対して矢部が「あのね本谷さん、あなたそのままでいいと思うよ」と言って、本谷はうやむやにそれでいいんですかとか自分で考えますとか言いながらそこで終了。あざとい女だぜ本谷は。自分が平均以上の顔を持っている女であるということを最大限に利用してるあざとい女だぜ。東京に行ったらこんな女ばっかりなのかな。僕はすぐにだまされてしまいそうです。