YUKI、ウルフルズ、後藤真希

 YUKIのアルバムはグッドでありました。ジャケットがなんかもうおっぱい!って感じで、YUKI素人である私はそれにばかり心が奪われてしまうのでありますが、これがなかなかやはりうーんマンダム。シングル曲はよろしいし、アルバム一曲目のヒップヒップヒップヒップというYUKIの歌声と言いますか掛け声がいやぁ素敵だなぁと思い、このなんていうのかしらピコピコとしたシンセサイザーサイバーチックなアレンジも、ロックから一層離れたYUKIの歌声っていうのもええやんええやんと思ったりしつつも、なんとなくこれでいいのかなという気もしたりするのであるけれど、結局やっぱりジャケットのおっぱいのインパクトコンパクトで、まあグッドなアルバムだと思ったのです。communeの方がちょっとだけ好き。でも聴き込めばまた印象も変わるのであろうと思うのでひたすらに、只管に、只管聴音。
 ウルフルズは吃驚した。良い良いとても良い。バカサバイバーのギターが意外にヘビーなのが元メタルヲタクの私の心をくすぐるのです。トータスの馬鹿さ加減が大好きだよ。値段もワンダフルプライス、略してWPとか言って、それが一種の売り文句になってたりして、それだったら私はなんか気に食わないなと思って、眉間にシワをキリキリと寄せたりするのだけれども、いややっぱり安いのは良いことだということで、トータス松本及びウルフルズの皆さんは偉い。感謝感謝。「歌」という曲のアレンジはちょっと恥ずかしいかなぁと思ったりしたけど、この正直さがウルフルズなんだなぁということでますますウルフルズが好きになった。ベストもいつか買おう。
 後藤のアルバムはまあアイドルですから、それなりということであります。一曲目のエキゾなDISCOはラジオの音源を飽きるほど聴いていたので「ハハハンッもう飽きたよ」と思ってたのですが、とりあえず一曲目から再生して、ヘーイマイボーイという歌声が流れてきたら、やっぱりゾクゾクッとこう昂ぶってくるのですね。ごっちんの声はいいなぁ、アイドルは声だものなぁ。それ以前に顔がかわいくなきゃダメだけれども。全体的には、前のペイントイットゴールドに比べたらちょっと地味なアルバムな感じがするのですが、地味なアルバムってのはそれだけ長く聴けるということでもあり、長く聴くことによって色々な面から聴くことができるということで、その内これも私にとって素晴らしいアルバムになることを願うばかりであります。

 と、2/23発売のCDを聴いて満足してたら、3/2にはもう次のアルバムラッシュがやってくるわけです。金が無いよ!お年玉はギターを買うために貯めてるんだ!でも多分それをちょっと切り崩して結局買ってしまうんだな。私はお金を使うのがなんか妙に好きだから、もうこれはどうしようにも、しょうがないのだね。