同窓会

 小学校の頃の同窓会というものに行って参りました。場所はにんにく屋とかいう、これでもか!これでもか!お前もにんにく!俺もにんにく!ここはにんにく大帝国!みたいなそんなテンションでにんにく料理が繰り出されてくるお店だったのでありますが、もうなんだか吐きそうになりました。1500円でそれだけ食べることが出来る、というのは実に喜ばしきことなのでありますが、いかんせんニンニク。おそらくこの食事だけであの大きなニンニク丸々一つ分は食しているのではないかと思われるほどのニンニクパワーでありました。ホリエモンの英単語帳も吃驚なニンニクです。貧血起こしちゃうぞコラ。で、そんなわけでニンニクに苦しみつつも、周りの女、もとい、ナオンがうるさい、これが実にうるさい。ええい!だまれだまれだまれ!このメス豚どもめがぁ!などと思ってはいても、口には出さず、それでもささやかな反抗として小さな声で「うるせー」とつぶやいてみたりしていたのでありますが、実際はナオン最高!と、そのような気分でありましたから、なんとなくその場に身を任せて、おっぱいのふくらみなどをじっとりと見つめておりました。同級生のおっぱいというものがここまでエロさをもっている、ということは男子校に6年通いつづけた私にとっては驚愕の事実であり、しかしその抑圧された6年間があったからこそ、服の上からのふくらみ程度で性的な興奮を得られる、これは一種の卓越したアビリティーを得ていることに私はなんとなく満足しているような気もしつつ、やはり「俺はモーニング娘。を愛している」と公言して、私が昔はひそやかに恋心を寄せていたことも無きにしもあらずなナオンからあからさまに「キモイ」という言葉を吐きつけられ、「いやいや、なんていうか、モーニング娘。が性的にどうこうとかじゃなくって、あの女の子の集団というか、その曲というか、歌声というか、つんく♂というか、そういう諸々の要素を合わせた上で好きなのであって、オナペットとか、ズリネタとか、そのような観点でモーニング娘。を私は見ているわけではないのであって、それは別にキモイことではないんだよ」と熱弁を振るったならば、今度は無言でジットリとした目つきで睨まれてしまったのでありました。最高に興奮する。
 で、2次会はカラオケだぜ!みたいなテンションで皆が盛り上がる中、私は一人で空気も読まず「俺は帰る!もう帰る!眠いから帰る!家では俺のことを妻のののたんと妾のあややが服を脱いで、もうものすごいベッドのセッティングをして、俺との3Pを心待ちにしているからもう帰る!」と喚いておりましたら、もはや私は完全に空気と同じような扱いをされるに至り、やっぱりそれは最高に興奮するのでありました。そして僕は誰にも相手にされないまま、トボトボと帰路へついた。そしてPCを立ち上げた。思い出して、自慰。シコシコシコシコシコシコシコシコシコシコ。