れいなにおでこくっつけて「ファイト」ってする道重

 木曜日に見た夢について詳細に書こうと思っていたのですが、日にちが経つと忘れてしまうもので、詳細に書いているとそれこそ500行あっても足りないぐらい詳細に書けてしまうので、それはめんどくさい。だから極力まとめて書くのだけど、登場人物は私とあややとその他大勢。場所はソープランドのようなところ、実際私はソープランドに行ったことがないので果たしてそれがソープランドのようなところなのかどうなのかは分からないのだが、マクドナルドの店内をピンクにした感じと言えば分かっていただけるだろうか。そこで私はその他大勢のキュートなスクールガールに色々とご奉仕してもらっていたのだが、まあそれだけでも十分に嬉しいことなのに、私は欲張りですね、あややが登場してまいりました。あややは当然のように女子高の制服を着ていたのですが、これがただのセーラー服ではなくて、某私立女子校の制服で、まあ言ってしまえば女学院の制服だったのですが、それが「お身体お洗いします」とか言って、そのあややのツルンとした手で私の身体を撫で回すようにしてウォッシングしていくわけですね。セッケンなどは使いません。全てあややの唾液で私の身体を洗って行くのです。乾いてはツバを吐き、乾いてはツバを吐き、そのようにしているとやがて下半身のある一点に行きつくのですね。そこで私は国民的アイドルである松浦亜弥さんに、私のそんな包茎ちんぽを洗ってもらうわけにもいかん、それはちょっと申し訳無いと思って「いや、いいです、ここは自分で洗います」と言って、自分でシコシコと洗ったわけなのですが、あややはそれを目を背けるようにして見ていないようでありながら、実は見ている、というクレヨンしんちゃんのネネちゃん的な行動を取りまして、私はそれがとても気持ち良くて気持ち良くて、うーんシコシコシコシコとやっていたのですが、あややは頬をポッと染めながら「お客様の手を煩わせずとも、私が致します」とかなんとか私に申し上げまして、あややのぎこちない手コキ、それはさながら文撫らんの手コキのようでありましたが、ただ一点だけ違うのは、文撫らんのように唾液をダラダラ垂れ流しながら行う痴女のような手コキではなくて、どことなく清楚な、「私、こんなの恥ずかしいっ」みたいな照れがある部分がとても良くって、私はそのまま気持ち良くなってしまったのですが、それからしばらく記憶が飛んで、右手に握り締めている領収書に「殿様☆ お身体洗い:5千円、あややの手コキ:11万円、思い出:プライスレス、頂戴したしました、かしこ☆」そのような文面が踊っているのを垣間見たところで目が覚めました。あややの手コキは確かにプライスレスな体験だったかも知れません。
 それで、れいなにおでこくっつけて「ファイト」ってする道重なんだけど、想像するだけで身震いしてしまいますね。俺もやりたいな、れいなにおでこくっつけて「ファイト」ってやりたい。れいなは「ん、ありがと、元気出た」とかなんとか言うんだけど、その時れいなの目が艶っぽくてっさ、まあそれは俺の色気にクラクラ来たとかそんなんじゃなくて、ただ単に熱のせいでちょっとのぼせちゃってそんな感じになってしまったのに決まってるんだけど、その「ありがと」っていう言葉、「ありがとう」の最後の「う」を言わないその言葉の切り方自体も身が締め付けられるように愛しいんだけど、その前にちょっとだけ発するであろう「ん」という「うん」の省略形のような形の言葉、それはれいなの熱っぽい吐息と合わさって、いつもならただやたらめったらにキュートなだけのれいなからセクシーさを感じる。俺は胸がときめいて思わずそのプリッとした唇にキスをしてしまう。れいなは真っ赤な顔をして「今回だけは許してやるっちゃ」福岡弁は分からないが、そんな訛った口調で言われてみたい。もちろんこのれいなにおでこくっつけて「ファイト」ってやる道重という命題にはもう一つの楽しみ方があって、私がさゆみんの立場になるのではなくて、れいなの立場になって、さゆみんにおでこくっつけられて「ファイト」ってやられるという妄想を楽しむこともできるのだが、そんなところまで妄想してしまうと今日は終日そのことばかりに脳みその全機能を奪われることになってしまって、勉強が手につかなくなってしまうのであるから、今日のところはれいなと胸キュンキッスの想像をするのに留めておこうと思った。さゆみんは深淵すぎて、限度を知らないから怖い。だからかわいい。それはもうアンビリーバブルなほどに。