モーニング娘。

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 面白い。僕はもっとこういう生々しい話をハロプロメンバーの口から直接聴きたいんだ!この梨華ちゃんの陰口を叩いてる口ぶりがすごくいい。それをちょっとウザそうにしてるんだけど、でもちゃんと梨華ちゃんの相手をしてあげてるよっすぃーもこれがまたすごくいい。梨華ちゃんには陰口が似合う。眉間にシワを寄せながら「今日のつんく♂さんの服のセンスおかしくない?」とか言いながら、自分の服もピンク、パンツもピンク、ブラもピンクなら乳首までピンクもちろんアヌスもピンクならばラビアもピンク、ピンクピンクピンクの大安売り、ピンク、それは感覚であって生きたということはただの記憶でしかないと本で読んだ、ピンク、濃密なピンク、梨華ちゃんのアヌスはどこまでも限りなくピンク、それなのに眉間にシワを寄せながら「最近のつんく♂さんの曲ってダメじゃない?だいたいさー」「美勇伝とかホント嫌なんだけど」「矢口さんは無責任だよ」「美貴ちゃんはもっと自覚をもって欲しい」「ピンクローターって名前が気に入らない」そんなことをよっすぃーに愚痴り続ける。いしよしは永遠なれ。よっすぃーは最初は「そうだね梨華ちゃん」と聴いているんだけど、終いには腹が立ってきて「ウゼーんだよこの地黒」とか言ってしまう。でも梨華ちゃんは最近になって開き直るということを覚えたから「はいはいどうせ私は地黒どすよ、アゴが出てますよ、小学生の頃はデブでしたよ、中学の頃の卒業文集は小学生以下でしたよ、地黒なだけじゃなくて根暗ですよ、ええそれはもう根暗です、よっすぃーがそういうこと言うんだったら今日手首切っちゃうから、でもね、でも遺言には『よっすぃーが酷いこと言った』とか書かないから安心して。『みんなの優しさが辛い』って書いて自殺してあげるから。そっちの方が良心の呵責がキツクない?ねえ?ざまあみろって感じ?自殺するよ私。自殺してやる!」と、未だ嘗て見たこともないような血走った目でそんなことをダラダラと口走り始めるもんだから、よっすぃーは焦ってしまって「ご、ごめん梨華ちゃん梨華ちゃんよっすぃーの目を見つめながら「愛してるって言って」「え?」「愛してるって言ってくれなきゃ、手首切るから。よっすぃーのことを思いながら手首切るから。でも遺言にはよっすぃーに対して恨みつらみは書かないから安心して。だって書かない方が良心の呵責が――」「愛してる」梨華ちゃんはにっこり微笑むと「よっすぃー!」と叫んで抱きつく、よっすぃーは変な顔して渋々と梨華ちゃんを抱きしめる。いしよしは永遠なり。それを見たミキティが嫉妬に狂ってしまって、ミュージカルの舞台裏で梨華ちゃんを馬鹿にし始める。「知ってるの!?みそ汁一杯分の汚れをキレイにするのにお風呂4杯分の水が必要なのよ!」このミキティ梨華ちゃんの真似してるところが異常にかわいいんだけど、どう思う?途中でセリフがわかんなくなっちゃって「むにゃむにゃむにゃ」って言うところが最高に昂ぶる。「決まってねーよ別に」ってところはさして問題じゃない。問題は上で書いたように、梨華ちゃんよっすぃーが一見すると深い仲のような感じに見えてしまったことに対して嫉妬するミキティという状況であって、ミキティが嫉妬するんです。ミキティが嫉妬。なんてすばらしい状況なんだろう。よくよく考えてみればサディスティックな行為というのは元々は嫉妬から来ているのではないだろうか。いや、サド公爵がやきもち屋さんだったのかどうか、ということは知らないのだが、例えばあややあややはなんとなくSっぽい。尚且つ、ものすごいやきもち屋さんっぽい。デートの時に5分遅れただけでも「私以外の女の子に目移りしてたんでしょ」とか言ってその後3時間ぐらい怒りつづけるくらい嫉妬深い。だから携帯に入ってる女の名前のアドレスとか電話番号は全部削除されてしまうし「和代」みたいな昔っぽい名前で「それは母さんだって!」と言っても「そんなカムフラージュは私には通用しない」とか血走った目で応えられて、そんなこと言い始めたら男の名前で女の子のアドレスとか登録してるかも知れないから、ということになって最終的には携帯の電話帳には「松浦亜弥(恋人)」のアドレスしか残らなくなる。たまに友達に会うと「お前、最近全然連絡してこねーな」「いやー、彼女が嫉妬深くってさー」そういう会話は全部あややが盗聴していて「あんた、今日私のこと嫉妬深いとか言ってたでしょ、女に」嫉妬深いと言ったことは確かに真実だからそれは否定のしようがないので「あれは男友達だよ」と応えても「あれは絶対女だ、あの女はあんたと喋るために声帯を傷つけて男みたいな声にしてるんだ」と返されて、そうなるとあややの恋人である私には何の言い訳もできない。あややは勝ち誇った笑みで「お尻を出しなさい」あややスパンキングあややスパンキングされる俺。最高。話が反れている。ミキティの嫉妬。だからミキティもきっとそんな感じで、梨華ちゃんに嫉妬して、その感情の行きつく先があの「決まってねーよ別に」というセリフだったわけで、だから一番悪いのは誰か、というと八方美人なよっすぃーが悪い。よっすぃー梨華ちゃんを殺してミキティを取るか、ミキティを殺して梨華ちゃんを取るかの2択を迫られていたのに、「私は命を大事にするから」とかなんとか言って両方とも苦しめるし、挙句こんな風に音源が流出して「これだからモーニング娘。とかアイドルは信用できねー」みたいに、モーニング娘。はおろか、アイドル下手すると芸能人全体の評価を下げる。だから諸悪の根源はよっすぃーなのであって、梨華ちゃんの陰口だとか、ミキティの似てない物真似が叩かれる筋合いは全くない。叩かれるべきなのはよっすぃーだけなのであって、それがモーニング娘。のリーダーである限り避けられないことで、そのあまりの辛さに泣きそうになったらいつでも俺の胸に飛び込んでくればいいと思う。私はあややのアドレスを消して、新しく「吉澤ひとみ」の欄を作る。よっすぃーはそれを見て「私ってあんたにとって亜弥ちゃんより上でいいの?」と恥ずかしそうな顔で尋ねる。いいんです。今はよっすぃーの肩をそっと抱いてやりたい。気が狂いそうだ。