大学入試センター試験

 回想します。初日1時間目が倫理で、僕は右斜め前の女の子の後ろ姿がかわいいのでそれが気になりました。試験を解いてみますとロールズとセンの思想がわかりませんでした。これは後で知りましたがセンズリの創始者らしいです。他にもベーコンの経験論は自然に服従するのかしないのか、という基本的なことを判断できませんでした。小学校の頃の同級生に会いました。「お前浪人してたのかよ」「お前もかよ」「他に誰か浪人してんの?」「あああれとあれとあれが浪人してるよ。あいつ同志社蹴ったんだぜ信じられるか?」「へえ」という話をして、2時間目の日本史を受けダメだあと思い、右斜め前の女の子の顔をチラリと見るとこれまたダメだあという感じだったので僕は意気消沈して午後ティーのミルクティーを買って飲みました。甘くてとても美味しかったです。それから僕は冷め切ったおにぎりを頬張りまして、3時間目の英語の筆記を受ける段になりますと、私の前の前に午前中はいなかった女の子が座って居たので、ドキドキしながらその子のダサい靴とか靴下とかうなじとか後ろ髪のしなやかさだとか観察してから、英語の筆記にとりかかりました。時間がギリギリで僕はまたしてももうダメだあと思いました。それから前前方の女の子の名前を知りたく思ったので、その子がいなくなった隙にちょっと受験票を確認したら男でした。男ならもっと男らしい髪型をしろ。4時間目のリスニングは怖かったです。ICプレーヤーは持って帰ってもよかったので持って帰ろうかとも思いましたが、周りの人があまりにも皆置いて帰っているのでなんだか自分だけ持って帰るのも恥ずかしくて置いて帰りました。小学校の頃の同級生はイヤホンだけ持って帰っていましたが、イヤホンに対してそこまで卑屈にならないでもよいのではないかと思いました。教室を出る時に、一番後ろに座っていた女子高生がスカートを尻にしかないで椅子に座っていたので興奮しました。まんこと椅子の間にはパンティという薄布一枚の隔たりしかないのです。興奮しました。しかし立ちあがる時にスカートが椅子にひっかかってパンティの上にスパッツ的なモノを履いているのが見えたので興醒めしました。不正行為だと思いました。センターの冊子にはこう書いてあります「女子高生はパンティの上にスパッツ的な物は履いてはいけない。どうしてもスパッツが履きたければパンティを脱いで、スパッツを直に履くことは認めます。ただし試験監督の確認を受けてください」帰りはバスが非常に込んでいた上に「バスには限りがありますから詰めて詰めて野ってください」ということだったので、協議の上、待った挙句に乗れなかったら最悪ではないかという結論に達し歩いて西条駅まで行きました。広大は広大でした。前者は「ひろだい」後者は「こうだい」と読みます。家に帰ってから女子高生の逆さ撮りモノで自慰しようかどうか悩みましたが結局しませんでした。全てが終わった後に溜まり切った精子を出す快感のために僕は一日自慰を我慢しました。
 二日目は生物が好感触だったのでそのままIAもノリノリで解きましたが、昼休憩の長さに辟易しまして午後一発目のⅡBは微積の問題でどうしてもtの値が空欄と合わずに困りました。数列・ベクトルの最初の方の空欄を埋めておいてから、また微積の問題に返りまして丁寧に計算し直しますと4という係数を定数に掛け忘れておりました。それを解くと今度はちゃんとt=1と出て、空欄ときっちりと合致いたしましたので、安心してダラダラダラと続きを解きまして、でも時間が無かったので最後の積分の計算はやらずに適当に空欄を埋めて置きました。ⅡBの6割を確信しました。それからまたバスを待っていたのですが、女子高生の足が白くて細くてとてもいやらしいので、その日もまた歩いて帰りました。家に帰ってから採点すると存外良かったので歓喜してウィスキーを飲んで遊びました。女子高生のパンチラ画像が大量にあるサイトで2時間かけてオナニーすると、とても気持ち良かったです。普段は環境に配慮して一回の射精につき一枚のティッシュを使うのですが、この日ばかりは一回の射精にティッシュを3枚使いました。とても気持ち良かったです。もうこんなオナニーはできないと思いました。以上が僕の大学入試センター試験です。