近況

 くさくさする。親とか姉にバレないように厳重に袋詰めしておいたハロプロ関係の書籍や初回版CDのおまけなどが朝起きると無くなっていたので「ここに置いてあった袋を知らないか」と母上に詰問すると「ゴミだと思って捨てた」との事でくさくさする。あの写真集が全部でいくらしたと思っているんだ、くそったれめ、俺はまだごっちんアロハロの全ページを均等に酷使するに至っていないのだぞとくさくさしていると、れいながまだ僕が広島にいるうちに服を買いに連れて行ってくれろとうるさいので、この間習得したばかりの広島本通りという概念を駆使してパルコの無印へ行って、これはどうだろうれいな、こんなのがれいなには似合うと思うんだけどどうなんだろう、このパステルカラーの下着なんかはすごくれいなにマッチングしてると思うよ、マッチングれいな先生だな、あはは、うん、え?だめだよれいな、そんなラビアみたいなレースのついたパンティは全然セクシーじゃないよ、勘違いすんなよ、男にそんなビラビラした黒い下着が好きな奴なんかいないよ、れいな、男ってのはね、こういうパステルカラーのパンティが好きなんだよ、殊にお前は女子高生だろう?4月から高校2年生だろう?高校2年生のパンティの色はな、そうだな、やっぱり薄いブルーだな。おい待てよれいな、怒るなって、別に子ども扱いしてるわけじゃない、むしろ俺はお前を性的な対象としてしっかりと認識しているからこそ、この薄いブルーのパンティを奨励しているんだよ、なあ、分かってくれよ、れいな、俺はお前のことが好きなんだよ、れいな、くそっ、夢かっ、くさくさする。