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 能登麻美子×本谷有希子の対談とモーヲタ芥川賞作家阿部和重ハロプロ・ジャニーズ・宝塚論というものに惹かれてついついクイックジャパンを買ってしまったのですが、この号は「お笑い」と「マンガ」についての特集がメインでありまして、私は最近のマンガは全く分からないし、お笑いに関してもそこまで積極的に知りたいとは思わないのでありまして、ほとんど読むところがございませんでした。しかし漫☆画太郎ってまだこんな漫画描いてるのかということを知っただけで、私は儲けたのやも知れません。なんでも漫☆画太郎新連載!ということで、その漫画のタイトルは「けつだいらまん物語」でありまして、なんと申しますか、ああなるほどね、という感じなのですが、「けつだいらまん」略して「けつまん」で、この方がコンサートを開くとどうなるか、というともうこれはパチンコのパを取ってはいけない、というのと同じぐらい低レベルなところのお話でありまして、私はなんとなく脱力してしまいながらも、興奮してしまいました。この高揚感はどこから来るのだろう?と4度程読み返しておりましたら気づいたのでありますが、おそらくこの漫画の全コマ数の4/5に効果線が入っているからだ、と思ったのです。あの主人公が登場したときに「ババーン!」って感じで放射線を入れる効果線であります。あれがほとんどどのコマにも入っている。そして明らかに同じ絵の使いまわしでセリフを微妙に変えたのを繰り返す。ダイナミズムと申すのでしょうか。私は目を瞑って「ううんこいつぁすげぇ」と唸ってしまったのであります。
 で、そのようなことはどうでもいいのでありますが、阿部和重ハロプロ論に影響されて、私も少しそれについて書いてみようとは思うのでありますが、それにはまず阿部氏のハロプロ論の要旨をまとめる必要があるのであります。阿部氏はこう申しておりました「ハロプロはすごい、とにかくすごい、これからは宝塚やジャニーズのように芸能ジャンルとして確立していかねばならない。でね、僕はね後藤真希ちゃんが好きなんですけど、僕、後藤真希ちゃん、ごめんごっちんと誕生日が一緒なんですよ、でねでね、つんく♂さんと生まれた年が一緒なんですよ、これって運命じゃないっすかね、This is 運命!なんちって、フヒヒヒヒ!すいません。とにかくですね、これからのハロプロ後藤真希ちゃん!いやごめん、ごっちんゴマキ言うな!ごっちん!かわいいなぁごっちん、僕ごっちんとこないだ雑誌で対談したんですよ、ごっちんイイ匂いしたなぁ、なんていうか女の匂いっていうのかなぁ、酢飯の匂いですよ、生理だったのかなごっちん、うふふ」
 で、この阿部氏の言葉を念頭において私のお話を聴いて欲しいのであります。まず、私はののたんが好きなのであります。好きというか愛しておるのですが、これからのハロプロは私はカントリー娘。がどれだけ頑張るかにかかっていると思うのです。みうなみうなー!そういえば今日のナイナイの番組にソニンが出ていましたね。かわいかった。ソニンは英語で96点を獲得しました。それを知ると突如として彼女は立ち上がり「Because I went to ECC!」と大きな声で叫んだのです。その時の顔を俺は忘れない。唇がプルンとして、おでこがチランとして、セーラー服。そしてそのキュートな顔をグッと指差す親指、私はその親指をチュッチュッと舐めたあげくにそれを私のアヌスに突き刺して欲しい。俺のアヌスはローズピンク。ソニンは言うのです「OH!What a beautiful ass hole!(まあ!なんて美しいアヌスでしょう!)」あー、ソニンちゃんと恋人ごっこがしたいなぁ。で、私はここではたと気づくのですが、ソニンさんはハロプロではなかったのでした失敗失敗。で、ソニンで思い出したのでまたQJの方へ話を戻すのですが、ソニンのマネージャー?かなんか知らないですが和田薫という人がいらっしゃいまして、その方の芸能界日記がQJでは連載されていて、しかもそれが名物コーナーらしいのですが、細かい字で見開き2ページに渡って、詳細に和田氏の事務所社長としての葛藤や、部下についての愚痴、具体的には「最近の奴は自発性が無い」「俺が部下に夢を与えないから?部下は頑張ってくれないのか?」そんなことが生々しく記されている日記なのです。ラスベガスでプライベートとはいえ300万(内100万は現地での借金)をスッてしまったことをサラッとこのような連載記事に書くような社長の事務所なんかで本気で働く気になるわけがない。なんといいますか私としては読んでいて不快極まりなかったのでありますが、本人曰く「キック・ザ・カン・クルーのリトルはこの連載が好きらしい」不愉快。
 話が反れてしまいましたのでグッと引き寄せて元に戻すのですが、私はののたんを愛しております。しかしこれからのハロプロを引っ張って行くのはカントリー娘。なのです。それを弁証法的に考えると、W解散→ののたんカントリー娘。に加入、これがもっとも自然な流れなのではないかと思うのです。そしてこの新生カントリー娘。ハロプロを盛り上げたならば、今度はプッチモニの復活であります。現在のプッチモニはアヤカ・吉澤・小川なのでありますが、とりあえずまずは小川脱退、そして保田・後藤を加入、新生プッチモニは吉澤・保田・後藤にアヤカです。想像するだけで失禁してしまいそうな完璧なユニットであります。そして横ではまたもう一つのプロジェクトを立ち上げるのです。飯田・アヤカ・里田・斎藤、ユニット名はEROS。想像しただけでエレクトしてしまいます。このようにしてカントリー娘。プッチモニEROSで脇を固めておいて、ここでモーニング娘。は最強の布陣を整えはじめるのです。オリメン矢口を筆頭として、小川を脱退、藤本と道重をツートップに置き、こんこんはその後ろに控えて、えりりんは一人ポツンと離れた場所で延々と腰を振りつづける係、れいなはいつでもどこにいてもかわいいので放っておく、高橋は後方で前から見えるかな見えないかなのギリギリ部分で「あなたのお姫様は別の男の上で腰を振っているわ♪」状態、つまり騎乗位で僕とセックス、他に誰か居たっけ?そうそう吉澤は矢口のお尻をさわさわするの。それでいいの。矢口が怒るんです「ちょっとよっすぃーやめてよ!」「矢口さんいいお尻してますよね」「な、何言って――」ブチュッと唇を奪うんですね、うほほーい、これでハロプロは安泰だ!