幸福だった

 あまりにも暑いのでダラダラと昼寝をしていたら、ごっちんミキティ梨華ちゃんよっすぃーナインティナインと私でプールに行く夢を見た。プールは貸し切りだった。岡村さんと矢部っちは「えーねー貸切」とか「たまにはええもんですね」とかいう会話をしていたのだけど、私は何も言わずにぼんやりとごっちんの生水着、などということを考えていた。そうしたら岡村さんが突然「ゴマキの水着」と言ったので、矢部っちが「なんすか岡村さん?」と尋ねた。すると岡村さんはまた「ゴマキの水着」と言った。僕はなんとなく「俵屋宗達です」と言った。矢部っちは僕と岡村さんの頭を叩くとハッハッと笑いながら「何言うてはりますん」と言って、「水着に着替えましょう」と水着に着替えるように促したので、僕と岡村さんは渋々とそれに従ったのだけど、気付くとプールの向側でごっちん梨華ちゃんが仲良く水着に生着替えを今将に始めようとしているところだったので「ちょっとちょっと」と言ってナイナイの二人に注意を促すと、岡村さんも矢部っちも「そんなもん見たくあらへん」と言って、さっさと男子更衣室に入ってしまった。僕は唇を噛み締めてごっちんがシャツを脱ぐ様を見届けると、ナイナイの二人について更衣室に入った。更衣室では岡村さんと矢部っちが妙にいちゃいちゃしながら水着に着替えていて「ちょっとお前ちんこ見せろよ」「嫌やって」とかいうやりとりをしていたので、僕はげんなりしてさっさと水着に着替えるとプールに向かった。プールに着くとごっちん梨華ちゃんは当然のように水着に着替え終わっていて僕はがっかりした。後ろから追いついてきた岡村さんが僕の肩を叩くと「お前包茎やね」と言ったので「あなたもでしょう」と返したら「ほうやで、何か問題があるんか?」と逆ギレしてきたので「はいはい面白い」と言ってごっちん梨華ちゃんの方に近づいていった。するとミキティよっすぃーも出てきた。ここで改めて4人の水着を見てみるとごっちんは水色のビキニ、梨華ちゃんはピンクのビキニ、ミキティは白黒の水玉ビキニ、そしてよっすぃーだけは何故かスポブラと短パンのような色気のない水着を着ていた。またしても僕の後ろから追いついてきた岡村さんが「吉澤お前どしてん。なんでそんな水着なんや」と言ったので、よっすぃーは「宗教の都合上仕方ないんです」と返した。岡村さんが「イスラームでもあるまいしお前は何言うてんねん。着替えて来い!」とよっすぃーを責めると、ごっちんが「そんな言い方ないよねー」と誰に言うでもなくブツブツと言ってるのが聞こえたけど、岡村さんは聞こえてないらしく「着替えてこい着替えてこい」と連呼した。よっすぃーは手に持っていたゴーグルを床に投げ捨てると「分かったよ着替えればいいんだろ!着替えれば!」と言って、更衣室に戻るとジーンズにタンクトップという格好で戻ってきた。僕はなんだそりゃと思ったけども、岡村さんは「それならええ、それなら」と納得したようだった。矢部っちは「ひとみちゃんひとみちゃん」と呟いていた。
 まずごっちんがプールに入った。プルーに入ってボール遊びでもするのだろうと思っていた僕はボールやその他の遊具を探したのだけど、周囲には何も無かった。岡村さんが「じゃあ次は俺が行くで」と行ったので、何が次なのだろうかと思ったら、ごっちんはすさまじい勢いでクロールをして25メートルを泳ぎきろうとしていた。岡村さんはいそいそとプールに入ると背泳ぎでごっちんの後に続いた。梨華ちゃんが「じゃあ次は石川いきまーす!」と妙に張りきった声を上げてプールに入ろうとしたら足を滑らせて、プールに腰から落ちるような形で飛びこんだ。よっすぃーは「梨華ちゃんってばドジだねー」と言って手を叩きながら笑ったのだけど、梨華ちゃんは水面から顔を上げると「よっすぃーってば酷い」とか言って泣き始めたので、ミキティよっすぃーのお腹をつねった。矢部っちは「ひとみちゃんひとみちゃん」とまだ呟いていた。僕は「じゃあ次、僕行きます」と言って、防水カメラを持ってプールに飛びこんだ。飛びこむとまず、梨華ちゃんのお尻を接写した。僕は良い写真がとれたなと思って、クロールして、今度はごっちんのお尻付近にぴったりとくっつくと、ごっちんのお尻や背中や足の裏や、パンティで言うとクロッチの部分を執拗に接写した。ごっちんのおまんこの形が水着越しに分かるほど素晴らしい写真がたくさんとれた。そうしていると岡村さんに「お前何してんねん、真剣に泳げや!」と怒られた。僕は「仕方ないことなんです。仕方の無い」と言い訳したのだけど、岡村さんは許してくれなかった。「ふざけるんならプールから上がっとけ」と僕の首根っこを掴んでプールサイドに放り投げた。岡村さんの力は強く、僕は軽々とプールサイドに投げ上げられてしまった。僕はプールサイドに座って、ごっちんを始め梨華ちゃんよっすぃーまでもがクロールをしている様を見ながら、「なんで僕だけ」と文句を言いながらメソメソ泣いた。メソメソ泣いていると後ろからそっと抱きかかえられたので吃驚して後ろを振り向くと、ミキティが僕を抱きしめていた。僕が「美貴ちゃんは泳がないの?」と言うと、ミキティは首を横に振って「パットが取れちゃうから」と言うと、そっと水着をズラした。分厚いパットが見えるのと同時に、ミキティつぶらなかわいらしいピンク色した乳首がチラリと見えた。僕は反射的にカメラにその光景を収めた。ミキティは恥ずかしそうに笑うと「もっと撮って」と言って僕にお尻を向けた。僕は無我夢中になってミキティのお尻を中心に、アナル部分を接写したり、クリトリス付近を接写したり、へそのごまの有無が分かるぐらいにへそを接写したり、ミキティのありとあらゆるところを接写した。いい加減フィルムも尽きて、そういえば僕はごっちんのことが好きだったんだよなとなんとなく思い出して、ミキティが「もっと撮って」と言っているのを無視して、プールの方へ目を走らせた。そこで僕は仰天した。ごっちんと岡村さんがキスをしていた。僕はなんかもうどうでもいい気がしてきて、ミキティの唇を無理矢理奪うと押し倒して、お尻を撫でまわした。ミキティは「やめろよバカ」とか乱暴な声を上げたけれども、そんなことはどうでもいいと思った。そしてミキティの水着を剥ぎ取ると僕は思った、なんてかわいいおっぱいなんだ、と。