日記

 卒論を書かねばなるまい、と思ったので卒論を書いておりましたが、書いては消し書いては消しの一進一退で、そうこうする内に日が上り、こんなものはやめだやめだ! と私は考えました。そうだ、オナニーをしよう。一日の始まりに爽やかな朝日を背中に浴びながらするオナニーは、そう、とても虚しいんだ。そのように思うのですが、私の手はあまりにもこなれた動作でxvideosを開き、その検索窓に"japanese schoolgirl"と打ち込みました。それから適当な動画に目星をつけて抜きました。大沢佑香だったと思います。大沢佑香のことをぼくはあまり好きません。血の通ったダッチワイフのような感じがします。なんだ、最高じゃないか。しかしそれにしてもまあこのところ日々のオナニーに心が籠っていないような気がし、私は大変憂鬱な気分になり、けれどもね、射精するってのはどんなときだって気持ちのいいものなんだ。みんなちがってみんないい。だからよかったです。それから寝転がってiPhoneをいじっていたらいつの間にか寝ました。
 お昼ごろに起きました。確かまずタバコを一本吸って、もう無いではないかと思い、この一本は大事に大事に心を込めて吸おうと決意したのでしたが、半分ぐらい吸ったところでイライラしてきて揉み消し、昨晩入れっぱなしにしていた冷めきったコーヒーを飲んで、コカ・コーラが飲みたいと思い、それから風呂に入って、ちんこの皮を剥いたり戻したりしてしばらく遊んでいる内に、なんだかムラムラとして参りまして、オナニーをしようかなあと思ったのですが、講義の時間が迫っており、それを思うと少し気分が萎えたのですが、なんとなく昨日のオナニーが不調であったこともあって、おれはなんとしても理想のオナニー盗撮動画で抜いてからではないと家出る元気が出ない、とは思えども、それは勘違いで、とりあえず頭を洗おうと思ったのですが、石鹸がなく、石鹸を買わないといけないな、と思い、洗顔フォームで頭を洗って、ついでに顔を洗った。風呂を出てジーンズを履きました。ジーンズは膝の部分が破れていて、注意して履かないとそこに足先を突っ込んでしまって、膝の部分がビリビリと、また大きく破れてしまうので、破れたジーンズはだらしがないという割と古風な価値観を持っていますから、ただね、しかし、破れたジーンズは結構涼しいのだ、だからとりあえずぼくは破れたジーンズを履きました。それから胸の部分にでかでかとRED HOT CHILI PEPPERSと書いてあるTシャツを着たのですが、このTシャツはちょっと丈が短くておまして、少し体を捻ると私のかわいらしいお腹や背中が見え隠れしてしまい、ちょっと恥ずかしいので、その上に趣味の悪いアロハシャツを着ました。そういえば今日は暑かった。
 大学へ出向く道すがらタバコを買い、飲み物を買おうとする私の心を押しとどめ、いいか、お前は金がないんだぞ、全然金がないのだ、ペットボトル飲料などを買っている場合ではない、そう、戒めまして、タバコだけを買って、その私の自制心に惚れぼれとしながら、チャリを大学へ走らせ、すれ違った動物病院のお姉さんがかわいかったので、結婚したいなあと思ったんですけど、結婚したいというかアナルを舐めたいと思った。真面目そうなひっつめ髪の、メガネを掛けていた、少し背の低めな、お姉さんでしたけど、どんな顔をして嫌がったり喜んだりするのだろうか、ということを考えている内に大学に着きまして、大学生がわらわらといる空間に絶望的な気持ちになった。ただ、暑いので、肌の露出が多く、それは喜ばしいことのように思えたのでしたが、なんだか気分が滅入っていて、それを見て喜ぶ暇もなく、講義室へ向かいますと、人もまばらであり、ややホッとしたのでしたが、時間が経つにつれて人が増えて参りまして、あっちでもMacbook Air、こっちでもMacbook Air、なんだ君はAcerか、いいね、結婚しよう。前の方に座った女の子の腰の上から出ている水色のパンティを見ながら、オナニーしたいオナニーしたいということばかり考えていました。